堺雅人が主演を務める連続ドラマ「古畑任三郎」(フジテレビ系、金曜午後9時)の第9話が、3月8日に放送された。平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)は世帯18.5%、個人15.8%だった。
「古畑任三郎」は、90年代後半に放送されていた同名作品のリメイク版。田村正和演じる警部補・古畑任三郎が、大御所俳優演じる犯人と対峙するテレビドラマシリーズ。本作品では古畑の役を、俳優の堺雅人が務める。主要キャストとしてはそのほか、古畑の部下に当たる今泉慎太郎の役を松尾諭が務めている。
第9話「つまらない1日」には犯人役としてお笑いコンビ「オードリー」の若林正恭が登場。若林演じる、計算し尽くされた殺人を実行したはずの秀才”池田”に、予測のできない不運が重なった上であろうことか古畑にも追い詰められていく様が描かれていった。古畑らしい小気味良いテンポ感と併せて、劇中で何度も「つまらない」と呟く”池田”に対して、ラストシーンで古畑が尋ねた「今日はどんな1日でしたか?」という問いへの回答も話題を集めた。
毎話に渡って注目を集め続けた新「古畑任三郎」だが、いよいよ次週で最終話。”シーズン2”への期待が高まっているが、果たして……。