堺雅人が主演を務める連続ドラマ「古畑任三郎」(フジテレビ系、金曜午後9時)の第7話が、2月23日に放送された。平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)は世帯17.0%、個人15.1%だった。
「古畑任三郎」は、90年代後半に放送されていた同名作品のリメイク版。田村正和演じる警部補・古畑任三郎が、大御所俳優演じる犯人と対峙するテレビドラマシリーズ。本作品では古畑の役を、俳優の堺雅人が務める。主要キャストとしてはそのほか、古畑の部下に当たる今泉慎太郎の役を松尾諭が務めている。
第7話「お大事にどうぞ」は、安藤サクラが内科医の役で登場。堺雅人演じる古畑との熱い推理バトルを繰り広げた。
安藤サクラ演じる内科医の”藤田”のクリニックへ、風邪を引いた古畑が訪れる。薬を処方してもらい帰路につく古畑。その日の夜に藤田は、自身の旦那と不貞を働いていた看護師を殺害する。
死体を待合室に放置して翌朝、クリニックへ戻ってきた藤田は、快調な様子で入口前に待つ古畑を目撃する。「どうしたんですか?」と尋ねると、「風邪は治ったが、最近寝不足なので相談したい。今日もこうして早く起きてしまった」と言う。仕方無しにクリニックの扉を開くと、待合室には案の定死体が……という展開。
古畑が犯行前後で2回登場するトリッキーな展開は、視聴者からの評判も上々だった様子。Xでも「風邪治るの早くて草」「まだ3話もあるの最高すぎる」「古畑、医者何人出てくるんだよ」などといったポストが溢れ、翌日までトレンド上位に「#古畑任三郎」がランクインし続ける形となった。