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角野卓造「全盛期は小学校3年生」

★★

 ベテラン俳優の角野卓造が、自身の全盛期について意外な発言をした。

 

 2月26日、都内で行われた映画「老年」の完成披露試写会に登壇した角野は、自身のキャリアについて質問を受けると、「役者として一番輝いていたのは、小学校3年生の時ですね」と笑顔で語った。

 

 当時、演劇部に所属していた角野は、学芸会で主役を務めたという。「舞台に立って、観客の拍手を受けた時の感動は今でも忘れられません。あれこそが、役者としての原点であり、全盛期だったと言えるでしょう」と当時を振り返った。

 

 その後、数々の名作映画やドラマに出演し、名優として名声を確立した角野だが、「あの時のような純粋な気持ちで演じられることは、もうないかもしれません」と謙虚に語った。

 

角野の発言に、会場からは笑いと拍手が起こる。また、共演者の木村佳乃は「角野さんのようなベテラン俳優でも、常に初心を忘れない姿勢は本当に尊敬します」とコメントした。

 

映画「老年」は、老いを迎えた夫婦が織りなす人間ドラマ。角野は、妻を亡くし孤独に生きる老医師を演じる。映画は3月10日より全国公開。

 

角野卓造

1948年生まれ、東京都出身。1972年に文学座に入団し、舞台を中心に活動。1979年のNHK大河ドラマ草燃える」で主演を務め、知名度を高める。その後、映画「居酒屋兆治」(1983年)、「釣りバカ日誌」シリーズ(1988年~)など、数多くの名作に出演。近年は、ドラマ「陸王」(2017年)、「半径5メートル」(2021年)など、テレビドラマでも活躍している。

 

映画「老年」

老いを迎えた夫婦が、それぞれの過去と現在、そして未来に向き合っていく人間ドラマ。監督は、是枝裕和監督の脚本助手などを務めた新鋭・山田太郎角野卓造木村佳乃が夫婦役を演じる。3月10日より全国公開。