桜井日奈子が主演を務めるモキュメンタリードラマ「失踪者・桜井日奈子」(テレビ東京、金曜午後23:15〜)の第3話が、2月2日に放送され、平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)は世帯1.3%、個人0.7%だった。
「失踪者・桜井日奈子」は、女優として順調にキャリアを積んでいた”はず”の桜井日奈子が、突如として失踪をするというモキュメンタリー形式のドラマ。桜井日奈子自身が本人役として出演するほか、”友人”として武田玲奈、吉沢亮といった俳優陣も登場する……はずなのだが、第2話まで桜井日奈子自身のセリフは衝撃の”0秒”。第3話「タスケテ」では、主人公の桜井日奈子に先駆けて、友人の吉沢亮が現れた。
印象的なタイトルが前週から話題となっていた第3話「タスケテ」だが、吉沢は番組スタッフが「桜井を知る人物」を訪ね歩いた末に辿り着いた、数少ない芸能界の”友人”として登場。本人役として出演したうえで、とある番組の撮影で桜井と共演した日のことを回想しする。
その日は映画撮影だった。山中でロケをしていた桜井、吉沢らは夕方、急な土砂降りに見舞われて現場近くの山小屋に入る。すぐに止むと思われた雨はなかなか止まず、やがて夜になり、思いがけない”心霊体験”に遭遇する……という展開。前週はスマホ越しでの登場だった桜井も、回想シーンという形で遂にしっかりと登場。桜井自身の近況は未だ伺い知れないものの、失踪の鍵になりそうな、とある心霊体験が1話を通して語られていった。
結局、第3話「タスケテ」は桜井自身の声ではなく、あくまで心霊体験の中で聞いた声。今週も視聴者の意表を突く展開となった。第4話のタイトルは「神になった女」。果たしてこれは……。