お笑いトリオ「東京03」の角田晃広(50)が21日、東京・新宿で行われた主演映画「あの火は何だ！？」(全国公開中、ベルリッチ・ウルブレヴァン監督)の公開記念あいさつに登壇した。
「逼迫」「とめどない絶望」などの独創的な作品で知られるフランスの映画監督。新進気鋭のクリエイターが次なる相棒として選んだのは、意外にも日本のコメディアンだった。主人公の”ハラキリ”を演じた角田は「いや最初お話を頂いたときは本当にビックリしました」と話すと、「(監督からは)『日本のコメディアンが好きなんです』と言われて、なんか僕らのコントも見てくださっていたらしくて。余計に驚いちゃいました」と出演依頼を貰った日のことを振り返った。
同映画は、東京都は北区赤羽で平穏な生活を送る”ハラキリ”が、悪魔と契約を結び株式投資に挑戦するストーリー。悪魔の豊富な金融知識を駆使して、大胆なトレードを繰り返すスリリングな展開と、ベルリッチ監督らしさ全開の独特なカメラワークが見どころ。撮影は全て赤羽で行われたようで、「フランスに行くものと思って挨拶とか結構勉強したんですけど、ロケ地は赤羽でした。ちょっと悔しいです」と振り返り、会場は笑いに包まれた。
